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2013.11.03

狂気ドラッグ「ゾンビ・バスソルト」中国でネット販売

 服用後に凶暴な精神状態に陥り、人にかみつく狂気のドラッグ「喪屍浴塩(ゾンビ・バスソルト)」が中国本土のネットで販売され、香港や欧米へ郵送されている。
 香港税関は昨年初めから今年10月までに本土から香港経由で英国、米国、オーストラリア、フィリピンへ空輸される荷物の中から少なくとも41.8キロのゾンビ・バスソルトを発見した。また消息筋の話によると、今年は中秋節やハロウィンの前に本土の非合法組織が香港で風邪薬を大量に購入し、並行輸入業者に本土まで運ばせてゾンビ・バスソルトを製造。香港と欧米に郵送していたという。

製造過程撮影したDVDも
 ゾンビ・バスソルトは風邪薬の成分の一種「麻黄鹸」を主成分としており、本土のネットで製造過程を撮影したDVDが50元で販売されている。だが、本土ではドラッグの製造を防止するため麻黄鹸を使用した風邪薬は市販が禁止され、医師の診断の下でしか処方されなくなっている。このため、香港のドラッグストアで麻黄鹸が入った風邪薬を大量に買い求める本土中国人が増加。深圳の羅湖税関でも風邪薬や化学薬品の密輸が増え、不適切な使用が疑われている。
 さらに本土ではゾンビ・バスソルトがネット上で販売されている。香港紙『星島日報』の記者が購入者を装ってネット販売業者と接触したところ、販売価格は100グラム55米ドル、香港まで郵送すると語ったという。また別の販売業者は、主に欧米の顧客向けだと語り、香港は検閲が厳しいので欧米に住む友人などを経由して香港に送るよう記者にアドバイスした。
 ゾンビ・バスソルトは近年、欧米で愛用者が増えている新しい違法ドラッグ。2003年に米マイアミで発生した凶悪事件の犯人もこのドラッグを服用していた疑いがあるという。最近は香港でも使用者の増加が懸念されている。11月2日付け『星島日報』が伝えた。


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