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2013.05.12

衛生局局長:新型SARS 人から人へ感染の可能性

 フランスで新型コロナウィルス(新型SARS ・重症急性呼吸器症候群)の院内感染が疑われるケースが確認されたとの報道を受け、香港食物及衛生局の高永文・局長はウィルスが人から人へ感染する可能性があることの強力な証拠だとし、市民にSARSの感染が確認された地域では野生動物や家きん類との接触を避けるよう注意喚起した。
 また、新型SARSはコウモリがナツメヤシの果汁を吸った際に排泄物を残し、このナツメヤシを食べた人間がウィルスに感染した可能性があるとした先きごろの報道に対し、ナツメヤシを通してウィルスが香港に広がるというのは今はまだ一つの理論に過ぎず、今後の研究報告を待ちたいと語ったが、一方で中東からのナツメヤシの輸入状況を商社と確認中であることも明かした。高局長によれば、新鮮なまま冷凍保存された輸入もののナツメヤシを食べた人は理論上、影響を受ける可能性があるが、燻蒸(くんじょう)処理されたものは問題ないはずとし、野菜や果物を食べる際は徹底的に洗浄するよう呼び掛けた。
 現在、世界で新型SARS の感染が確認されたケースは33件、うち18人が死亡している。5月12日付け『明報』が伝えた。


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