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2014.05.03

街中で子供に用を足させる中国人夫婦 動画がネット公開

 香港では本土観光客の急増により正常な社会生活が送れないと訴える一部市民による排他的なデモ行動が起きており、先月は本土観光客の夫婦が旺角の繁華街で子供に用を足させていたところを居合わせた香港人がこれを撮影。この夫婦といざこざになり、夫婦が警察に連行される騒ぎがあった。

 その後、この動画がネットで公開されたことで本土では「6月1日に香港への旅行をボイコットしよう」「香港の街中で子供に用を足させよう」などとネット上で呼び掛ける動きが広がった。
 香港のネットユーザーらはこれに対し、「約束を守れ!」「ボイコットするなら早くやれ」「なぜメーデーにやらない」などと応戦の構えを見せ、5月1日には旺角の歩行者天国で十数人のグループが本土観光客に街中で用を足さないよう呼び掛けた。

撮影後、警察に通報も
 グループのリーダーは、仮に本土観光客がそのような行為に及んだ場合、まず口頭で注意する。注意を無視するようなら現場を撮影し、警察に通報すると語った。また、今年初めに中弁連(中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室)で香港人の権利を主張した民間組織「香港人優先」は、本土観光客が街中で用を足している写真を街頭に展示し、組織のメンバーがしゃがんで用を足す真似をして本土観光客を嘲笑した。

 このような状況に深圳から来た女性は、「香港人は本土観光客に偏見を持っている・香港ではトイレを探すのも大変なので子供に道ばたでトイレをさせる羽目になる」と不満を露にした。また、浙江省から観光に来た女性は、子供が街中で用を足すのは本土ではごく普通のことだとし、一部の香港人は事を大きくしていると語った。また、香港のレストランで食事をした後は必ず子供をトイレに連れて行くようにしているが、もよおしたらすぐに解決させないと子供は2分も待てない」と言う本土女性もいた。

 一方、香港人からは「おむつをさせるべき」といった意見や、「本土中国人の中には公衆道徳が低い人もいる。注意しても聞き入れなければ写真を撮るというのは有効な手段かもしれない」と語る人もいた。

ネオナチと批判
 本土観光客に排他的な態度を取る香港人グループの行動が過熱する中、中央政府のオフィシャルメディア『環球時報』は社説で、「極端主義分子(極端な思想主義者)」という言葉を用い、彼らは東欧のスキンヘッド・グループや西欧のネオナチを彷彿とさせると批判。子供が街中で用を足すよりも、その動画を撮ってネットで公開する方が非文化的だとし、香港は祖国に返還されてまだ間もないメンバー。極端主義分子をどのように扱うにせよ、中国という大家族の関係を悪くすることはやめるべきだと特区政府にクギを刺した。5月2日付け香港電台(RTHK)、『星島日報』『晴報』などが伝えた。

↓中港のあつれき関連動画 


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