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2014.01.11

HKMA:偽札見分けサイト公表、03年版紙幣の回収ない

 香港で精巧な偽造1000ドル紙幣が出回っている問題で、HKMA(香港金融管理局)はインターネットで偽札の見分け方動画サイトを公表した。音声は広東語だが、英語の説明も一部ある。また、立法会(国会に相当)で民主派議員から2003年版の1000ドル紙幣の回収の有無を問われ、香港金融サービス財務局局長は、回収はしないが、飲食店や小売店に対して1000ドル紙幣の受け取り拒否を容認するとした。

使用者逮捕、店舗は拒否
 偽造1000ドル紙幣は昨年12月24日以降、香港でおよそ100枚発見されている。大半は中国銀行が2003年に発行した新紙幣を偽造したものだが、一部にHSBC(香港上海銀行)発行の紙幣もあり、マカオでも主にカジノで150枚以上見つかっている。
 香港では年末年始にかけて偽札を使用しようとした男女が相次ぎ逮捕されたほか、使用を試みて通報され逃げた者や、本物の紙幣で買い物をしようとした市民が店から疑われ通報される騒動も起きている。

 立法会で民主派議員は、偽札は精巧にできているので店舗も消費者も信用しようとしない、春節(旧正月)を前に市民生活にさらなる影響をきたす恐れがあるが、政府の対策は不十分だと指摘。2003年版の1000ドル紙幣回収の有無を問いただした。
 これに対して香港金融サービス財務局局長は、2003年版の1000ドル紙幣をすべて回収することはしないが、2003年版は順次、2010年以降発行の新紙幣に換えていくと回答した。
 HKMAはこれまでに偽造紙幣の見分け方講習を15回開催しており、飲食店などの従業員ら約3000人が受講していると強調。偽造紙幣は紫外線にすかすと分かるが、客が1000ドル紙幣で支払おうとした場合、店舗側が受け取りを拒否しても容認する姿勢を示した。1月1日付け『星島日報』、7日付け『太陽報』などが伝えた。


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