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2013.12.29

偽札に香港中が騒然、出所は中国本土の疑い

 香港とマカオで精巧な偽の1000香港ドル紙幣が見つかった事件はその後も拡大しており、これまでの中国銀行発行を真似たものに加え、HSBC(香港上海銀行)発行を真似たものも発見された。
 小売店や飲食店、銀行のATMでも1000香港ドル紙幣の受け付けを停止。市民は手持ちの1000香港ドル紙幣の両替に走り、銀行は行員に偽札の見分け方の講習を急きょ行うなど、香港中が騒然としている。そんな中、12月29日付け『星島日報』は、今回の偽札は2年前に深圳市内のサウナで起きた偽札事件と同じ集団が印刷した疑いがあると報じた。

サウナのロッカーで被害
 『星島日報』によると、2年前に深圳市内のサウナで、香港人客のロッカーの中の財布から1000香港ドル紙幣が偽札にすり替えられる事件があった。被害者は香港に戻った後に気付き通報。公安はこのサウナのスタッフを多数逮捕して事件はいったん収束した。
 今回の偽札は当時と同じ中国本土の違法集団が刷った疑いがあり、クリスマスと元旦の休暇時期を狙って再び香港・マカオに流通させたとみられている。

入金試みた女を逮捕
 12月24日から28日の5日間に香港で発見された偽の1000香港ドル紙幣は39枚。内訳は中国銀行が22枚、HSBCが17枚。このうち10枚は12月27日、ノースポイントの永隆銀行の窓口で発見されたもので、近所の宝飾店の経理担当の女が店の売り上げとして入金しようとした30万香港ドルの中に含まれていた。窓口の女性行員が手触りが違うことに気付き、警察に通報。女は逮捕された。
 また、マカオでも28日までにカジノと銀行で再度発見されており、過去5日間に香港とマカオで見つかった偽の1000香港ドル紙幣は2003年版、2005年版、2008年版、2010年版合わせて160枚、計16万香港ドルに上っている。12月27〜29日付け『星島日報』が伝えた。


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