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2013.10.29

LCC戦国時代、香港でも価格競争激化へ

 香港では今年の秋以降に格安航空会社(LCC)が続々と運行を開始する予定となっており、LCC戦国時代に突入する勢いだ。まず10月27日に「香港エクスプレス航空(香港快運)」が正式に運行を開始。11月にはシンガポール航空傘下の「スクート(Scoot/酷航)」が香港国際航空に乗れ入れる。さらにオーストラリアのメルボルンに拠点を置く「ジェットスター(捷星)」が香港で「ジェットスター・ホンコン(捷星香港)」の運行ライセンスを申請中だ。業界関係者によると香港のLCCは今後、価格競争の激化が予想されるという。

68〜88ドル航空券すでに10万枚販売
 すでにヨーロッパではおなじみとなったLCCが、今度はアジア市場を席巻しようとしている。香港のLCC市場はまだ黎明期だが、旅客の認知度は上がってきている。5路線の運行を開始したばかりの香港エクスプレスは今年9月に68〜88香港ドルで香港—マレーシアと香港—タイの片道航空券を売り出し、現在までに10万枚を販売している。
 業界関係者は、香港は北アジア地域に近く、特に中国本土の各都市は飛行機で3〜4時間ほどと距離も短いことから、LCCに有利な条件がそろっていると期待をにじませる。だが一方で、本土の航空市場がいまだ全面開放がされていないことや、2017年に香港・広東省・マカオを結ぶ「港珠澳大橋」が開通すれば旅客の選択肢がさらに増えることから、香港のLCC市場は楽観できないといった声も出ている。10月28日『亜太日報』が伝えた。


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