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2014.06.06

六四集会 キャンドル手に天安門事件の犠牲者追悼

2014年六四キャンドル集会。支連会が掲げた横断幕には「希望は人民にある 変革は抗争から始まる」の文字

2014年六四キャンドル集会。支連会が掲げた横断幕には「希望は人民にある 変革は抗争から始まる」の文字

 香港ビクトリア公園で6月4日夜、天安門事件の犠牲者を追悼する恒例の六四キャンドル集会が香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の主催で開催された。

 事件から25年となる今年のスローガンは「平反六四、戦闘到底(六四の犠牲者の名誉回復のため徹底的に戦う)」。参加者は主催者発表で昨年の18万人を超え、警察発表でも昨年の8万5000人より多い9万9500人(ピーク時)となった。夜8時にはビクトリア公園の6つのサッカーグラウンドが参加者で埋まり、中央の草地も開放された。コーズウェイベイの「崇光百貨(そごうデパート)」前の歩道は封鎖された。

 支連会の李卓人・主席は夜9時、「本当にビクトリア公園が市民の皆さんで埋め尽くされた」と発表。集会では毎年、学生の犠牲者の家族で組織される「天安門の母」の講話をビデオで流していたが、今回は録音時に当局から電話を切られてしまい、ビデオを流すことができなくなったと語った。

 今年はゲストとして、人権活動によりかつて勾留された中国本土の弁護士、滕彪・氏が初めて参加した。滕氏は出発前、講師をしていた中国政法大学から参加しないよう忠告を受けたが、香港市民に感謝を表したいと参加を決めた。「後悔はしていない。もう後戻りはできない」。滕氏は舞台でこう語った。一般の参加者の中には事件当時まだ生まれていない若者も多く、人々の意識の高まりを感じさせた。

 集会は9時45分に終了し参加者は帰路に向かったが、市民団体など計100人ほどがそのままセントラルの中弁連(中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室)までデモ行進を始め、コーズウェイベイで警察から止められ、双方対峙する場面があった。

 支連会と対立する「愛港之声」は天后側のビクトリア公園入り口付近でスピーチを行った。愛港之声は事件の死者は3000人余り、天安門広場の中では死者はいなかったと主張。スピーチの間、キャンドル集会に参加した複数の市民団体との間で幾度もののしり合いとなった。

 また、ビクトリア公園以外にチムサーチョイのシティホール前でも2つの市民団体が主催するキャンドル集会が開催され、参加者は昨年よりも500人多い約7000人となった。このほか、台湾とマカオなど各地で追悼集会が開催され、マカオでは過去最多の2000人が参加した。6月6日付け『星島日報』『太陽報』などが伝えた。


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