開平 川沿いのモダンタウン「赤坎」

赤坎のメーンストリートにひしめくように建つ騎楼群

赤坎のメーンストリートにひしめくように建つ騎楼群

川には小さな橋がかかる

川には小さな橋がかかる

 広東省開平市の見所は碉楼(ちょうろう)だけではない。350年の歴史を有するいにしえの街、赤坎(せきかん)。川沿いにモダンな建物「騎楼(きろう)」が立ち並ぶこの街は、「中国五大古鎮」の一つに数えられる。

現在も住居の騎楼

現在も住居の騎楼

 騎楼は19世紀末から20世紀初めに華僑によって建てられたベランダがせり出した西洋風建築。通常、1階が商店、2階以上が住居として利用されてい た。有名なところでは香港で保護建築物に指定され、現在はレストランとなっている湾仔の旧・和昌大押(和昌質屋)の建物などがある。

赤坎の映画記念館

赤坎の映画記念館

 

 赤坎はその昔、「関」と「司徒」の二大華僑が勢力を持ち、両家がそれぞれの名字を付けた図書館を建てている。この図書館も観光ポイントの一つ。街が醸す独特な雰囲気が好 まれ、1940年ごろからは映画のロケ地としても栄えた。昔の街並みを再現した「赤坎影視城」も一般公開されている。

 

※深圳からのアクセス
 開平行きは羅湖商業城1階の羅湖バスターミナルから大型バスが出発している。開平までは約285キロ、約3時間30分。地下鉄1号線竹子林駅前の福田バスターミナルからもバスあり。
 赤坎や馬降龍などへは開平市から公共バスかタクシーを利用。開平市の繁華街にあるバスターミナル開平汽車站(総站)か市北部の義祠汽車站から各地へ行くバ スに乗車。タクシーは郊外の碉楼群観光のために貸し切ることもできる。交渉制で相場は3時間300元以上。現地にはバイクタクシーもある。

赤坎。裏通りの騎楼はまさに生活の場

赤坎。裏通りの騎楼はまさに生活の場

赤坎の映画記念館前の看板。かつては香港映画の撮影が盛んに行われた

赤坎の騎楼